2009-08-23

東京書籍版中学英語「NEW HORIZON」の英文と和訳(一部)



今日はなんとなく暇だったので
東京書籍版中学英語「NEW HORIZON」
3年Let's read 1 "A Mother's Lullaby"の英文と和訳を掲載・・・
(かなり悲しい話です・・・)
使いたい人は"続きを読む"からご自由にどうぞ!





~英文~
A big, old tree stands by a road near the city of Hiroshima.
Through the years, it has seen many things.
One summer night the tree heard a lullaby.
A mother was singing to her little girl under the tree.
They looked happy, and the song sounded sweet.
But the tree remembered something sad.
“Yes, it was some sixty years ago.
I heard a lullaby that night, too.”
On the morning of that day,
a big bomb feel on the city of Hiroshima.
Many people lost their lives,
and many others were injured.
They had burns all over their bodies.
I was very sad when I saw those people.
It was a very hot day.
Some of the people fell down near me.
I said to them,
“Come and rest in my shade. you'
ll be all right soon.”
Night came. Some people were already dead.
I heard a week voice. it was a lullaby.
A young girl was singing to a little boy.
“Mommy! mommy!!”the boy cried.
“Don't cry,”the girl said.
“ Mommy is here.”
Then she began to sing again.
She was very weak,
but she tried to be a mother to the poor little boy.
She held him in her arms like a real mother.
“Mommy,” the boy was still crying.
“Be a good boy” said the girl.
“you'll be all right.”
She held the boy more tightly and began to sing again.
After a while the boy stopped crying and quietly died.
But the little mother did not stop singing.
It was a sad lullaby.
The girl's voice become weaker and weaker.
Morning came and the sun rose, but the girl never moved again.


~和訳~
大きくて古い木が、広島市近くの道に立っている。
何年もの間、木はたくさんのことを見てきた。
ある夏の晩、木は子守唄を聞いた。
木の下で母親が幼い娘に唄ってやっていた。
親子は幸せそうだった。
そして歌はやさしく響いた。
しかし、木は何か悲しいことを思い出した。
「そうだ、60年ほど前のことだ。あの晩も子守唄が聞こえた。」
「その日の朝、大きな爆弾が広島に落ちた。
たくさんの人々が命を失い、たくさんの人々がけがをした。
身体中に火傷を負っていた。
その人たちをみて、とても悲しくなったのだった。
とても暑い日だった。
私のそばで倒れた人たちがいた。
私はその人たちに行った。
「こちらにきて日陰で休んでください。すぐに良くなりますよ。」
夜が来た。
既に死んでしまった人たちがいた。
私は弱々しい声を聞いた。
それは子守唄だった。
若い女の子が幼い男の子に唄ってやっていた。
「おかあさん、おかあさん」男の子は泣いていた。
「泣かないで」女の子は言った。
「お母さんはここにいるよ」そう言って女の子はまた唄いはじめた。
彼女はとても弱っていたが、かわいそうな男の子のために母親になろうとした。
本当の母親のように男の子を腕に抱いた。
「おかあさん」男の子はまだ泣いていた。
「いい子にしてね」と女の子は言った。
「大丈夫だよ」女の子は男の子をしっかり抱いてまた唄いはじめた。
しばらくして、男の子は泣くのを止め静かに死んでいった。
しかし、小さなお母さんは唄うのを止めなかった。
悲しい子守唄だった。
女の子の声はだんだん弱くなっていった。
朝が来て日が昇ったが、女の子は2度と動かなかった。


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更新意欲も湧いて一石二鳥なのですが・・・

勉強ファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆

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