2011-11-30

海外からの留学生受け入れ時の注意・配慮(その3)



日本に短期派遣される高校生のために作った資料を公開
彼らは日本語や伝統文化やポップカルチャーを
勉強していてもマナーや習慣には疎いので作りました

前回の続きです

※かなり基本のところは事前に教えられているはずなので
カットしてマニアックだけどわりと重要なことを紹介します
それと同時にホストファミリーの心構えでもあります
もし今後海外から学生を受け入れるときには
参考にしてもらえるとうれしいです

※ちなみにこのテキストは
・自分自身の留学体験
・我が家でマレーシアからの短期派遣生を受け入れた経験
・地元市の国際交流協会からのアドバイス
・インターネットからの情報
からクロスチェックして重要だと思うものを
ある程度選んでまとめました

これは日本に短期滞在する
インドネシアの高校生向けへの注意ですが
同じ文化圏(マレーシア・シンガポール・ブルネイ)
や他のイスラム教国はもちろん基本的な骨の部分は
その他の国々から来る学生たちへもかなり応用が可能です

☆今回は主に日常生活における
基本的な注意やアドバイスなどです







・握手よりはおじぎが普通。しかしタイ式はNG

・ポイ捨ては禁止、罰則がある場所も多い

・つばは路面に吐き捨てない
ティッシュに包んで捨てるか排水溝やトイレに流す

・アニメ漫画関連グッズが欲しければ
各都市の駅前にあるアニメイトがおすすめ

・何かしら人に迷惑をかけた時はすぐ謝り、
また少しの事でもお礼を言う

・公共施設の表示には必ず従う
(特にカメラ不可、接触不可、立入禁止、足元注意・・・)

・インドネシアと違って子どもの自由度は高く放任主義が
多いが自分で責任をとれる範囲までというのが前提条件

・行列にはしっかり並び割り込まない

・エスカレーターは忙しい人のために片側を空ける

・日本の公共交通機関は便利かつ安全なので
積極的に利用するのがおすすめ

・老人や社会的弱者に席を譲ること

・日本人は時間に厳しいので必ず5分前行動をすること

・使用人やドライバーはいないので
家事を積極的に手伝いホストファミリーに迷惑を掛けない

・日本の宗教は一応神道と仏教が基本だが帰属意識は薄い。
また宗教の話はあまり好まれないので避けるのが無難

・日本の警察は優秀で信頼できるので
どんなことでも相談すべきだが、その際身分証は絶対に忘れない

・家に上がる前に必ず靴を脱ぎそして入ったら一言挨拶

・各部屋の敷居を踏まない

・トイレは大も小も便器にして
トイレットペーパーでふき便と共に流す 

・ウォッシュレットの使い方には注意する

・風呂の入り方は、まずシャワーを浴びて体を洗い、
その後湯船に数分程度浸かり、最後に軽く水を流す。
風呂の栓は絶対に抜かない!

・銭湯は基本裸で入り、足湯は服を脱がずに楽しむ

・日本人は夜に熱い風呂に入り朝は特に風呂に入らない
せいぜいシャワーを浴びる程度

・また運動部などの部活後は帰宅後にもシャワーを浴びる

・日本人は基本的に静寂を好むので
家の中で会話が少なくても特に気にしないこと

・電気や水道料金は高いので
使わない所はこまめに消し使用は最小限にする

・プラグは全てA型でアダプタが必要

・携帯電話はsimロックがあり
実質日本国内でしか使えないものがほとんど








以上
これらを学生がホストファミリーに聞かなかった場合
ホストファミリーが気を利かして話しておかないと
後々面倒なことになります
それからこれらはあくまで概要程度なので
気を付けないといけないことは他にもあります
また地域や家庭によっては
詳細は多少異なる場合があるので
そこも理解した上で使っていただけるとうれしいです




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