最近は一億円プレイヤーのことを、映画「おくりびと」にちなんで「億り人」と呼ぶそうです。では、億り人のスタートラインである一億円を手に入れるためにはどうするべきか?わりと真面目かつ大雑把に考えてみました。
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とりあえず一億円だけで考えると難しいので、とりあえずわかりやすい金額になるまで2分割してみます。
スタート: 100,000,000
1回目:50,000,000
2回目:25,000,000
3回目:12,500,000
4回目:6,250,000
5回目:3,125,000
6回目:1,562,500
7回目:781,250
8回目:390,625
9回目:195,312
10回目:97,656
こんな感じで、一億円を10回2分割すると約10万円になりました。つまり、10万円を10回倍にできれば1億円も夢ではない!?
次に手持ちの資金を10万円と仮定して、これを1億円にするための計算をしてみました。今回は複利計算を使った場合の利率や期間を計算しています。つまり、手持ちの資金を投資運用し、発生した利益を再投資した場合の理論値です。(税金・手数料考慮せず)
参考:複利計算・積立と複利計算・積立計算(複利毎課税)
毎月(20日換算、平日のみ)100%ずつ増やす場合(毎日3.6%)・・・約10ヶ月
毎月(30日換算)100%ずつ増やす場合(毎日1.05%)・・・約10ヶ月
毎月30%ずつ増やす場合・・・約4年後
毎月10%ずつ増やす場合・・・約6年後
毎月8.4%ずつ増やす場合・・・約9年後
毎年50%ずつ増やす場合・・・約20年後
毎年30%ずつ増やす場合・・・約27年後
毎年10%ずつ増やす場合・・・約73年後
また、10万円スタートで毎月一定額を積み立てて複利運用した場合はこうなります。
毎月の積み立て額2万円、1年間で100%ずつ増やす場合(毎月8.4%)・・・約8年後
毎月の積み立て額2万円、1年間で50%ずつ増やす場合・・・約10年後
毎月の積み立て額2万円、1年間で20%ずつ増やす場合・・・約22年後
・・・とこんな感じです。複利計算って凄い!積立複利は神!
そして、複利計算の偉大さがわかった所で、このレベルの利回りで運用し続ける肝心の方法についてですが、これについては現在研究中です。比較的高利回りな金融商品としては、株、FX、仮想通貨、不動産などがありますが、毎回継続してこの利回り水準を保つのは難しいです。
以前の記事に書いた方法のように、「株主優待銘柄をかなり前に買って権利日前に売る」ということを毎月行えば、運がよければ毎月10%くらいは行けるかもしれないですが、下落リスクも当然あります。
検証のために実際に株式投資でチャレンジしてみた結果、毎月10%は単利ならまだしも、複利換算で毎月10%増のパフォーマンスを継続的に出すのは難しかったです。
最後に、「そもそも最初の10万円をどうやって確保するか!?」という話ですが、これくらいは学生ならお年玉などの貯金が多少あるのでは?と思います。あるいは以下のような方法を1ヶ月頑張れば何とか可能になると思います。
・初月は土日のみ週末に日給一万円のバイトをする
・塾講師や家庭教師などの高時給バイトをする
・ポイントサイト経由でクレカと証券口座・銀行口座の開設
・ブログを開設しアフィリエイト収入を得る
・メルカリやヤフオク等で不用品の換金
・携帯料金の見直しや格安SIMへの移行
・実験バイトや治験バイトに参加
・有給休暇や未払賃金の請求
そして、ここまで書いておいてなんですが、実際は税金・取引手数料があるので、積立複利運用のパフォーマンスは上記の理論値よりも低下します。また、投資は当然ながら下落リスクも大きいので、あくまで自己責任でお願いします。
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