2017-11-23

大学や高校の「単位」と「成績」の違い

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イメージ画像:単位欲しさのあまり教授に土下座する阪大生

今回は入学したての高校生や大学生が、最初の履修登録期間・成績発表期間と卒業直前に戸惑う事が多い「単位」と「成績」の違いについて簡単に書いていきます。

関連:大阪大学に関する過去記事


一般的な大学の場合、テスト・レポート・出席・実技といったそれぞれの授業の評価基準での得点の合計が「60点以上」になると「単位」がもらえます。ちなみに評価基準とその比率はシラバスに書かれており、例えば、「レポート30%、出席30%、テスト40%」の場合、テストが0点でも残りが満点であれば得点合計が60点なのでギリギリ単位は認定されます。

そして、「単位」の質が「成績」です。成績は5段階で評価され、上から4段階(得点合計が60点以上)までが「単位あり」で、それ以下(得点合計が60点未満)が「単位なし」となります。

こうして単位を積み重ねて学部の定める単位数に達すると大学を無事卒業となります。ただ、単位数そのものは揃っていても、必修科目の単位数が不十分だと留年コースになります。大学の場合、単位認定はシビアなので、土下座してどうにかなる世界ではないので、成績が決まる前に行動しましょう。また、落単リスクに備えて授業を多めに履修しておくことも保険として役立ちます。

高校の場合もほぼ同様のシステムですが大学と比べると基準が緩めで、出席さえしていれば、多少テストで赤点を取ってしまっても、補習授業や追加課題をクリアすれば案外なんとかなる場合が多いです。

ちなみに大阪大学の場合、単位の取りやすい授業リストや、単位の取りやすい大学の授業の見つけ方は以下の記事にまとめています。

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