2019-05-31

【未払い賃金請求】バイト先で未払い賃金があったので請求してみた【対処法まとめ】




ちょっと前まで働いていたバイト先で、着替え時間も労働時間に含まれることが判明し、同じくバイト先の先輩で、やたら労基法関連の法律に詳しい人に言われるがままに書類を請求・提出してみたら差額分の給料があっさりもらえたので、参考までに経過をまとめてみました。

☆いつも指定の制服に着替えてから、タイムカードを押してシフトに入り、タイムカードを押してから着替えをするタイプのアルバイトをしている人は追加ボーナスのチャンスです!

関連週1勤務の高校生アルバイターでも簡単に有給休暇を取得できる方法
関連社会経済に関する過去記事


以下の内容は退職後から2年間までが法定時効で、簡単な書類を提出するだけで、ただの学生アルバイトでも超簡単に請求できたのでおすすめです。

A.用意したもの
・勤務日数がわかるメモ
・自分の銀行口座情報
・相手先に提出する通知書類

B.やり方

1.自分の勤務日数を確認する
未払い賃金の請求は法律上は過去二年間にさかのぼって請求することができ、退職していてもしっかり請求できます。ちなみに、着替え時間を労働時間に含めて未払い賃金として請求する場合は、1勤務あたり計10分がよくある例だそうです。つまり、時給の6分の1ですね。


2.相手先に提出する書類の作成
次に、バイト先に提出する書類を作成します。ちなみに、内容がしっかりそろっていれば手書きでも問題ないそうです。書いた内容としては、こんな感じです。個人情報部分の<>内を記入すればそのまま使えると思います。
※あくまで事実の報告、事例紹介です。


未払い賃金請求  <記入日の日付>
被通知人    <アルバイト先・具体的に>
通知人     <自分の名前>

私、<自分の名前(フリガナ)>は、<勤務開始月>に<アルバイト先>に勤務し始め、<退職月>に退職したものですが、勤務期間中の未払い賃金がありましたので請求いたします。なお、未払い賃金は、<アルバイト先>が従業員の着替え時間を勤務時間に含めないよう不正に指示したことに基づくものであり、本請求においては、着替え時間を出勤時5分間、退勤時5分間として試算した。

計算の根拠
<勤務日数・日>
<時給・円>
<請求金額合計・円>

上記の通り< 請求金額合計・円 >を下記口座にお振込み下さいますようお願いします。
なお、期日は<何月何日>とする。


<銀行の口座情報>
以上

<自分の名前と印鑑>
<自分の住所・郵便番号>
<自分の電話番号・メールアドレス>


3.書類の提出
上記の内容を持参or郵送でアルバイト先、あるいはその本社に提出します。添付書類として勤務日数がわかるメモや書類のコピーもつけると確実です。万が一、書類を送っても無視される人は、内容証明郵便などで強制的に送り付けてあげると安心です。

そして、普通に無視されたり、拒否された場合は最寄りの労基署(労働基準監督署)に、関係書類を全部持っていって相談すると、あっさり解決するようです。また、遅延損害金として未払い賃金に対して利息を請求することもできるようですが、詳細は面倒なので省略します。


4.結果
実際に書類を出してみた結果、普通に計算通りの金額の振り込みと、支払通知書の到着があり、特にトラブルになることもなくあっさり解決しました。びっくりするくらい簡単だったので、条件にあてはまる人は時効内に請求してみるといいかもしれません。


関連週1勤務の高校生アルバイターでも簡単に有給休暇を取得できる方法
関連就活に関する過去記事


<ブログトップへ戻る>

WEB拍手ボタン・コメント 

ブラックバイトに騙されるな!
大内 裕和
集英社クリエイティブ
売り上げランキング: 151,370