2019-06-01

【退職エントリ】大阪大学生活協同組合を退職しました【書いてみた】





最近は退職エントリを書くのがブームらしいので、学食バイト経験ながら便乗してみました。※以下、阪大生協で表記します。

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はじめに
2016年に大学キャンパス内にある阪大生協の学食アルバイトとして参加し、約3年ほど所属していました。この記事を書いた理由としては「アフィリエイト収入で最終的に5000兆円欲しい!」というのが主な理由です。(←うん、それ無理!)職場自体には満足していました。


なぜ阪大生協に入社したのか?
大学生になっての初バイト先にここを選んだ理由としては、以下の3点が主な理由です

1.下宿から近い立地だった
キャンパス内移動だったので、学生寮から職場の学食まで徒歩数分!

2.ある意味、学内バイトで不安要素が少なかった
スタッフも顧客も学生・教職員が中心で、アルコール類もないため理不尽なクレームリスクが低い!

3.応募時点では、いわゆる「まかない」が見込めた
実際は予想とは違った形の運用であることが判明し、さらに店長が代わった現在では原則廃止かと思われます。


阪大生協で何をしたのか?
学食アルバイトとしては主に夕方以降の配膳や食器洗い、そして閉店後の清掃が主な仕事でした。最初の1ヶ月くらいは研修として料理の配膳係と食器洗いを交互に担当し、最後の清掃は毎回バイトとパート全員で行っていました。やがて、仕事に慣れてくると、配膳か洗浄の得意な方(自分は洗浄でした)を担当し、後に後輩や留学生の指導育成の担当も任されるようになっていきました。同期のリタイヤや先輩の卒業などを経て、最終的には最先任のバイト戦士となり実質的なバイトリーダーみたいな事もやったりしました。


阪大生協の良い所・悪い所
*良い所
・他専攻や留学生に加え、社会人との交流も生まれた
学食アルバイトには同じ学生寮・留学生寮の寮生や近所の方も多数参加しており、仕事終わりには普段の授業ではまず聞けない興味深い話をいろいろと聞けました。またバイトをきっかけに深められた仲もあり、台湾人の留学生や先輩と台湾に旅行できたことは今でも良い思い出です。

・常識的な範囲で自由なシフト調整ができた
年中人手不足が問題の職場でしたが、一応学内であることもあって就活・留学・旅行といった個人の事情には比較的寛容で、スケジュール管理は割とお互い柔軟に対応することができました。とはいえ、急病など突発的なアクシデントには弱い部分もあり、かなりギリギリで最低限の業務のみ回した日も多かったです。

・残業代や有給休暇がもらえた
アルバイトの場合は1分単位で時給がつき、また申請すれば有給休暇ももらえるなど、働き方の面では時給以外は比較的ホワイトな方であったかと思います。また未払い賃金問題が発覚した時も申請すればもらえたのでその辺も良かったです。


*悪い所
・時給が安い
学食アルバイトは高度な作業がそれほど必要とされない単純作業の積み重ねの部類の肉体労働であったため、当然ながら時給が最低賃金ギリギリの低さでした。また飲食業では低時給の対価として当然期待される「まかない」制度もここではなくなったために、一層の士気の低下につながったのではと思います。
※とりあえず時給を1000円にするだけでも大きく変わったかも

・年中人手不足
先述の通り、低時給でなおかつ「まかない」も交通費もない職場であったために、寮生などの近所の人以外には人気がなく、年中人手不足で途中リタイヤも多く、結果的に現場のオーバーワークにつながっていました。特に、近所にエキスポシティーという超巨大商業施設が誕生してからは、その傾向は顕著になりました。

・良くも悪くも現場のパートさんのさじ加減次第
学食では基本的に現場に出れない上にすぐ交代する社員さんよりも、長年勤務している経験豊富な近所のパートさんの方が発言力があり、仕事の面ではとても信頼できましたが、シフト調整や人事評価にも大きく影響を及ぼしていた事も事実です。そのため、パートさんと個人的に人間関係が失敗すると現場から取り残される形となり、客観的なシステムとしては未完成な部分もあったのではないかと思われます。


なぜ阪大生協を退職したのか?
店長交代を契機に生じた若干のルール変更や、仲良くしていた留学生の友達や先輩の卒業、そして同期のリタイヤなどが重なり補充された大量の新人に埋もれてちょっとした疎外感を感じてしまった、という要因も多少はありますが、やはり下宿の寮の入居期限の関係で、就活に便利な別のキャンパス周辺に転居することになり「授業終わりにふらっとバイトして帰る」というライフスタイルが保てなくなってしまったのが主な理由です。全体的にはそこまで不満もなく、関係者の皆様には感謝しています。


今後に関して
今期は自身の就職活動や卒論制作があるので、基本的には常勤のバイトは行わずに、実験バイトのような単発バイトや、運用中の資産を切り崩しつつどうにかやっていくつもりです。そして、状況が安定したら近場で新しいバイトにチャレンジしてみたいと思います。というわけで、最後までご覧頂きありがとうございました。


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