最近のニュースを見ると
小学校ではいじめや体罰、
モンスターペアレンツやキチガイ教師など
中学・高校と同じかそれ以上の激務とストレスから
くる教育問題が横たわっているようですが
その問題の原因の一つとして、
「教師は劣悪な労働環境にある」
ということがあるようです。
今回はその遠因であろう学級担任制と教科担任制に
ついて考えてみたいと思います
そもそも学級担任制と教科担任制とは、
*学級担任制
1人の教師が、1つの学級の児童・生徒の教科指導
および生徒指導のすべてにわたって担当し、
一義的に責任を負う教授・学習のシステム
*教科担任制
各教師が原則として専門とする教科を担当し、
1つ以上の学級でその指導を行う
@教育用語集
とあり、現在の小学校の大半では
学級担任制が行われています
しかし、そのデメリットとして、
・教師の負担が大きい
・教師の独裁化が進むといじめの温床になる
・教師の知識に偏りが出て、専門性が低下
・基本的に担任は持ち上がりの場合が多いので
仮に間違った知識があった場合、訂正の機会が少ない
等と多くの問題点があります。
以上の結果をふまえて、自分はこんな
アイデアが良いではないのかと思います
・3年生までは学級担任制、それ以後は教科担任制
・担任、副担任を設け、実際に機能させる
・副教科や理科など関しては一部教科担任制にする
こんな感じにすれば、現在の学級担任制のよさを
損なうことなく問題が軽減し、また、教師側も負担が減り
結果として全体的な教育の質の向上へつながる
気がしますがどうでしょうか?
人生において、小学校という時期は
子供が初めて大きな社会にふれ、今後の
人格を形成していく上での重要な基礎となる時期です
そんな大切な時期を無駄にしないためにも
悪い現状を理解して継続的な改善へと
つなげていってほしいです。
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