中学・高校の修学旅行の目的地として大阪のUSJとセットでよく選ばれる、神戸三宮の南京町(中華街)に関連した興味深い本を見つけたので紹介します。
関連:本・小説に関する過去記事
1.南京町と神戸華僑
この本は、
・神戸居留地と南京町の歴史
・観光地としての神戸南京町
・神戸華僑の歴史と文化
の3つをメインテーマとして書かれています。
神戸の南京町は、自分の中では江戸時代より前くらいからあるのかなと勝手に思っていましたが、実は明治時代から始まり、さらに戦後の米軍の進駐の影響などで南京町の伝統は一時、断絶状態になっていた事を初めて知りました。そして、自分たちがよくイメージする「神戸南京町」は実は意外に「古くて」「新しい」観光地だと知ってちょっと驚きでした。
その他にも神戸南京町や神戸の華人文化に関して、普通に街歩きをしているだけではわからない事がいろいろと書いてあったので、これを読んで実物を見に行けば、ただ漫然と散歩するのとは違った感想が得られると思います。また、文中で紹介されていた神戸華僑歴史博物館も面白そうだったので、次に神戸に行く機会があればついでに行ってみようと思いました。
※ちなみに、神戸南京町といえば、公式サイトが充実しているので、行く前のチェックは必須です!
参考:熱烈歓迎!南京町
参考:神戸華僑歴史博物館
<ブログトップへ戻る>
☆★コメント★☆
WEB拍手ボタン・コメント
ジェイティビィパブリッシング (2017-10-05)
売り上げランキング: 27,837
0 件のコメント:
コメントを投稿