新年のこの時期は、お年玉の金額がやたらと話題になりがちですが、それに関連して、今回は実家で行われていたちょっとユニークなお小遣い制度とお年玉の思い出について書いてみました。
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お小遣い制度は、自分が小中学生の時にはサイコロレート方式と差額総取り制が併用されていました。
1.サイコロレート方式
家では毎週末に、新聞の経済欄に書いてある外国通貨の為替レート(米ドルやユーロなど)からランダムに6つ選んでサイコロの目に振り分け、出た目にの金額に相当する日本円(10円~250円程度)をもらっていました。また、その週の家事や勉強の実績に応じて多少の金額の変動もありました。
中国元(10円程度)などに当たってしまった時は残念でしたが、今思えば、このユニークな制度によって、地理歴史や経済や外国語などへの興味関心がわき、ニュースもチェックする習慣がついたので、今となっては最強の金融教育の一環だったと感謝しています。
2.差額総取り制
毎週のサイコロレート方式とは別に、本や勉強への経費支出は自由に出して頂いていました。そこでは基本的に必要金額は事前申告制で、必要額を500円単位に切り上げた額でもらえることが多かったです。
そこでの差額をもらえたのはもちろんですが、割引制度やクーポン券・金券の利用も推奨されており、事前申告ではたいていの場合、適用前の金額でOKだったため、金券ショップの活用力や、より効率的な買い方をするための情報力が鍛えられたようにも思います。
そしてクレジットカードを手に入れてからは、家族の現金払いの機会を自身の収益機会に変換していくようになりました(笑)
お年玉
お年玉については、システムや金額などは一般的な家庭と同じ感じかなと思います。しかし、自分が特に外貨これくしょんに熱中していた時は、わざわざ米ドルやカナダドルといった外国紙幣で頂けた年もあり、その辺はユニークで面白かったなと思っています。また、中国出張の折には、封筒がちょっとギミックの入った中華式の紅包で、こちらも楽しかった思い出があります。
まとめ
自分の小遣い制度は、よくある一般家庭にありがちなサラリーマン同様の「毎月固定給」制度とは違うユニークな制度で、いろいろと考えるきっかけとなったので、今思えば金額以上のプレゼントを頂けていたと感謝しています。
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