かつて「世界の工場」だった中国が今や「デジタルイノベーション大国」となった経緯と、現在のチャイナテックの全貌について、興味深い本を読む機会があったので紹介してみました。
この本は、現在急成長を続ける中国のデジタル化の進展と他分野に与える影響、中国のIT企業の成長戦略と海外進出の動向、中国政府の規制方針、など中国のデジタル革命の現状と未来について、概説的に理解できます。
前回の記事では、中国テック企業の「テンセント」を中心に中国経済のデジタル化について解説されていましたが、こちらはチャイナテックの全貌や、いろいろな中国テック企業全体の幅広い解説がされているので、手っ取り早く中国のデジタル化について知りたい初心者向けの内容となっております。
個人的には、第2章のリテール関連のC2Mやスマート製造、AI・ブロックチェーン・5Gの活用、デジタル人民元の可能性などの具体的な事例や、第3章のBATHとTMDPに関する内容がとても勉強になりました。
全体的にかなり読みやすく興味深い本なので、どんな人にもおすすめです!
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