大学生になると結構やることが多く、就活の場面でもグループディスカッションとして頻繁に登場するけど、誰もやり方を教えてくれないディスカッション(討議)について、やり方を自分なりにまとめてみました。
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読書猿
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<目的>
ディスカッションの目的は通常、問題解決のために「参加者全員で」意見を出し合って現実的な内容に仕上げていくことです。大学でよく使うパターンとしては大体この3パターンです。
A.自分の意見の正当性を論理的に主張し、他者を説得する
B.0から1を生むアイデアを出す
C.Cという案からC#、C++という風に既存の案を改善するアイデアを出す
<持ち物の例>
・ホワイトボード
・筆記用具
・情報端末や参考文献
・時計
大学の授業でディスカッションをやる場合は、こんな流れで行うことが多かったです。
<手順>
0.事前にテーマがわかっている場合は関連情報や参考資料を集めておく
1.円滑に作業を進めるため、司会・書紀・タイムキーパーを必要に応じて設定する
2.ディスカッションの目的(どのパターンか?)やテーマやゴールの確認を簡単に行い、場合によってはメンバー全員で共通認識を構築する。
3.データや関連情報、あるいは問題の背景などを必要があれば調べる。
4.ブレインストーミングなどで、実現可能性は無視して、とりあえず意見や感想を出してみる。
5.出てきた意見を比較検討し、あるいは新たに追加したり組み合わせて、現実的な意見に仕上げていく。
6.最後に代表者が最終的な意見を全体に発表する。
<注意点>
ブレインストーミングはアイデア出しの手法の一つなので使わない時もあります。ブレインストーミングの段階ではなるべく他者の意見は否定せずに、意見を多く出すことを意識します。意見を否定したい場合は、対応したデータや改善案をセットで述べたほうがよいと思います。
問題解決が最終的な目的なので、自分の結論が当初の意見と多少異なっても問題ない場合が多いです。大事なことは、ディスカッションを通して現状を把握し、問題点を発見し、それに対してチームで対応策を考えていくことです。
ちなみにお題としては、以下のような簡単なものから、かなり専門的な話題まで幅広いです。なお、就活でもグループディスカッションがある場合も多いので、早めに慣れておくと便利です。
参考:中学・高校の英語の授業でディスカッションをするときに試してみたいお題を考えてみた
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