今日は、ふらっと入った京都・四条烏丸のギャラリーの「臣相実験 ―幻双廻廊― 近藤宗臣×相良つつじ二人展」という展示会が予想以上に面白かったので紹介してみました。
関連:新進気鋭の現代アート作家「相良つつじ」さんの作品が凄い件
関連:絵画サークル「旅人」の作品展に行ってきた
入り口で頂いたお清め塩など(⁉)個展で葬儀用の塩を配られたのは初めてだったので、超驚きましたが、よく聞くとハロウィンコラボとのこと。自分の季節感覚の欠如を実感しました・・・
押井守作品や香港の九龍城から発想を得たという作品。自分はこういうチャイナチックな雰囲気の作品も好きです。
カラフルでなかなかインパクトの強い一作。力を感じます。
どこかヴォイニッチ手稿なんかを想起させる作風の一品。聞くと実際にイタリア?の生物学者の本を参考にしたとのこと、作者の初期の作品だそうですが、作風に幅があって面白いです。
初期の人工知能・ELIZA(イライザ)をモチーフにしたSFチックな作品。生物が死に絶えた後の未来を表現しているそうです。
他の作品とは対照的なメルヘンチックな作品もありました。他とのギャップが印象的でした。
制作者の相良つつじさん。レトロフューチャー・ダークメルヘン・サイバーパンク・SFといった作風が特徴です。また、UFOも好きだそうで、作品の多くにUFOを密かに描き込んでいるそうです。そんなインパクトの強い作品とは裏腹に、本人は落ち着いた感じの方で、話しているととても楽しい方でした。
特に印象に残ったシリーズです。JK×仏教という組み合わせは斬新で面白いです。
こちらの大作も、不思議な感じが印象に残りました。
画廊の奥から見えた京都らしい和風庭園。京都ならよくある風景ですが、まるで異空間のようなギャラリーと現世をつなぐワープトンネルのような感じがしました。
<ブログトップへ戻る>
WEB拍手ボタン・コメント