2020-10-13

【外食】Go To Eatキャンペーンに参加してわかった問題点【ポイント還元】




最近話題の「Go To Eatキャンペーン」を使って、予約サイト経由で何軒か外食に行ってみた感想をまとめてみました。


結論としては期待以上に残念な内容で全体的な満足度は低かったです。
その理由は以下で説明します。

1.そもそも対象店が少なく、使えるプランが限られている
そもそもキャンペーンの対象店はホットペッパーといった予約サイトに登録されている全ての店が対象ではなく、登録店の中のさらに限られた店のみが対象でした。そのため、ホットペッパー登録店でもキャンペーン対象外の店が多かったです。


2.チェーンの居酒屋や焼肉店か、一部の高級店に集中
大都市を除くとキャンペーン対象店は、「鳥貴族」のようなチェーンの居酒屋や焼肉店か、一部の高級店ばかりに集中しており、手頃な値段で行けるお店が非常に限られていました。そのため、地方都市で行ける店を探すと連日同じような店ばかりになり、すぐ飽きます。


3.一人あたり1000円以下のコースは皆無、むしろ値上げしてる
キャンペーン開始初期は、いわゆる「鳥貴族のコチュジャンペロ逃げ錬金術」といったポイントただ取り手法すら可能でしたが、制度改悪以降は、キャンペーン対象店の大半が一人単価千円以上のプランしか利用できなくなり、さらに予約サイト側で予約できるコースがことごとく値上げされたため、当初の農林水産省の宣伝文句の一つの「お得に外食」という趣旨とは遠い割高な制度になりつつあります。


4.店側も対応になれてないので対応が悪い
このキャンペーンは結構突然スタートしたので、制度に慣れていない登録店も多く、会計時に待たされる店もありました。また、初期のポイントただ取り手法がニュースで強調されたせいか、利用金額に関わらずキャンペーン利用者に対する店員側の態度が悪いお店もありました。


5.還元内容はサイト内ポイントなので使いにくく、還元日も遅い
今回のキャンペーンで得られるポイントは現金還元や共通ポイントではないため、使い道が限定的であり、さらにポイント付与日も遅いです。そのため、理論上はポイント利用で、2回目以降の来店を実質無料にできても、付与日までの持ち出しが続くので、実際の現金負担は重くなります。


まとめ
今回のキャンペーンでは多少割安な自己負担で外食に行けたのは良かったですが、上にまとめたような制度上の欠陥も多く、全体的な満足度は低かったです。

また、店側としても手間の割に各種手数料などで実入りは悪く、使い勝手の悪い制度であったのではないかと思われます。


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