2019-10-24

【本当にまずい?】パサパサ感が不評な全粒粉パスタを魔改造して未知の可能性にチャレンジしてみた【料理レシピ】




Amazonで仕入れた手持ちの全粒粉パスタが、あまりにもパサパサ感が強く使い物にならない感じだったので、今回は発想を変えて蕎麦の代用品としての可能性を模索した調理実験にチャレンジしてみました。

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<全粒粉パスタとは?>
全粒粉パスタは普通のデュラム小麦のパスタと違って、本来の製造過程で捨てられる外側の胚芽部分なども利用して作られたパスタで、食物繊維が豊富な代わりにパサパサ感が強いことや特有の風味が特徴です。

モチモチ感がなく粉っぽいコシのある感じはパスタとしては異端児ですが、蕎麦としては適性があるのでは?と感じ今回の実験を始めました。


<全粒粉パスタを使ったレシピ>
ここでは、今回実際に試してみた全粒粉パスタを使ったレシピを簡単に紹介します。メニューのほとんどは材料を混ぜるだけでできる簡単レシピなので、忙しい自炊プレイヤーの人にもおすすめです。

なめ茸かつおパスタ
※なめ茸と、かつお節ドレッシングを使用。
鰹だしの効いた蕎麦風で美味しいです。ただ、勢い良くすすると酸味で軽くむせるので注意!

麺つゆパスタ
※麺つゆと、なめ茸と、わさびを使用。
普通に蕎麦でしたが、全粒粉パスタ特有のパサパサ感はちょっと感じます。ただ、わさびを入れるとパサパサ感が緩和され、コシのある蕎麦風になります。茹で上がった麺を冷やしてざるそば風にしてみても良いかもしれません。

汁そば風パスタ
※白だしと、塩と、鶏がらスープを使用。
汁そばはベースとなるスープに依存するので、巧妙に蕎麦に擬態することができましたが、時折、全粒粉パスタ特有のパサパサ感が首をもたげます。

焼きそば風パスタ
※おたふくソースやウスターソースを使用。
ソースが麺にからんで意外にいい感じで、どことなく屋台のチープな焼きそば風な仕上がりです。ただ、しっかり噛みしめるとパサパサ感が後から出てくる感じなので、のどごしを楽しむ感じがベストかもしれません。

和風カレーそば
※カレールー、にんじん、じゃがいも、鶏肉、その他スパイスを使用。
予想外にも麺のパサパサ感がカレールーと分離独立している感じで、ちょっとがっかりな感じでした。ただ、今回は比較的甘めな和風カレーのルーを利用したことから、洋風カレールーや、インドカレー風で試した場合は結果に変化がでるかもしれません。

ビビン麺風パスタ
※ビビン麺の素、ごま油、コチュジャンを使用。
全粒粉パスタ特有の変な違和感やパサパサ感が完全に消えて非常に美味しいです。むしろ、パサパサ感がいい後味のアクセントとすら思えるほど美味に感じます。

はちみつ麺
※ハチミツを使用
悪名高き名古屋の喫茶マウンテン風に、茹で上がった全粒粉パスタにハチミツを混ぜて食べてみると、案外、こんなスイーツもありではないか?と思えるような味わいでした。

マヨネーズ麺
※マヨネーズを使用
よくスーパーやコンビニの弁当の下に敷かれている麺を連想させる食感と味わいです。マヨネーズ単体では、無味乾燥な印象ですが、わさび・辛子・明太子・味噌、といった追加の味付けを加えれば変わるのでは?と思いました。

ジェノベーゼ、トマトクリーム、めんたいクリーム、ペペロンチーノ、カルボナーラ
これらのメニューは、ソースと麺が完全に分離する感じで、一般的な評価と同様に相性が非常に悪かったです。個人的には全くおすすめしません。


<ゆで方やおすすめアイテム>
全粒粉パスタは、パサパサ感がつよい麺だったので、規定時間よりもゆで時間を2~5分ほどお好みで長めにとる方が個人的にはいい感じでした。また、パスタ鍋の用意が面倒な人には、電子レンジで作れる調理器具が簡単でオススメです。



<まとめ>
いろいろレシピを試してみた感想として、コシとパサパサ感が特徴の全粒粉パスタは、実は、和風メニューや韓国風メニューと非常に相性がいい事がわかりました。ちなみに、複数人で試食した結果としては、かつお節ドレッシングと、ビビン麺風のレシピが特に評価が高かったです。

また今回の実験から、特に油分や粘性の強いソースとは相性が比較的良く、広い応用可能性を感じられたので、今後の課題としては、パッタイといった東南アジア風や、四川麻辣麺といった中華風の味付けも面白いのではないかと思いました。

結論:全粒粉パスタはちょっとおしゃれな蕎麦であった。実は蕎麦であり、巧妙にパスタに擬態した蕎麦だったのかもしれない。


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